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電卓ってどんなのを選べばいいの?

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皆さんこんにちは。簿記の勉強を始めてみて、できそうだという感覚を持った方、なかなか難しそうだなと言う方、様々だと思います。できそうなことは楽しくなっていくのですが、苦手なことは継続するのが難しものです。そこで、このコーナーでは勉強とは少し違う話題に触れ、皆さんのコーヒーブレイクにしてもらえれば・・・(そうなるかどうかは私の文才次第といったところでしょうか苦笑)

今回は簿記の勉強の相棒といっても過言ではない「電卓」をテーマに諸々おしゃべりしましょうかと思います。

 

◎簿記に必須な道具である電卓

 

簿記の勉強に電卓が必須であることはご存知の通りです。何せ、最終的に答えを出してくれるのは電卓ですからね!勉強を始めたばかりの場合、とりあえずは家にある電卓を使おう、という方も多いのではないでしょうか。最初はそれでも構いません。しかし、せっかく勉強するなら簿記の勉強により力が入る電卓を選んでみませんか。新しいものを買うことでモチベーションも上がりますし、長く使うことで愛着もわいてきます。

 

「でもどんな電卓を選べばいいんだろう?」

 

そうですよね、電卓なんていくらでも種類がありますし、機能もたくさんあります。正直言って、電卓は皆さんが使いやすいと思ったものを選んでください。大きな家電量販店に行けば、見本が置いてあるので試しに触ることもできます。そうやって自分と相性が良いものを選ぶことがいちばん重要です。

恋に似ていますね(独身が言うな)。

大まかな意見としては、シャープ系もしくはカシオ系の電卓がよくおすすめされています。これに関しては私も同意見です。

ちなみに私が使っている電卓はカシオの「JS-20WS」という機種です。値段はそこそこ(というか電卓にしてはかなり高い)ですが、長く付き合う相棒としては十分過ぎる電卓です。

これは高いな・・・という方のために、私が簿記3級・2級に合格した時の電卓も合わせて紹介します。同じものは見つからなかったのですが、似ているものとしてカシオの「MW-22AE5-N」あたりです。これなら皆さんでも気軽に買えるのではないでしょうか。

そうは言うものの、電卓に必須な機能はやはりあります。それでは、電卓に求めたい機能を紹介しておこうと思います。

 

 

 

◎電卓に必須の機能おさらい(「00」キー 「▷」キー)

 

まずは『簿記を始めよう!まずは3級から』で紹介した2つの機能をおさらいしておきます。

 

1.「00」キー

2.「▷」キー

 

「00」キーは見たままの機能で、0を2つ分一気に入力できるキーです。

 

「▷」キーは打った数字の一番小さい位の数字を消すことができるキーです。例えば「100」を「10」に、「4587」を「458」にすることができるキーです。

 

これらの機能は必須機能として紹介しました。さて、今回はこの2つ以外で使いこなしてもらいたいボタンを紹介します。

 

◎複数式計算の強い味方!「M+」「M-」「MR」キー

 

このキーは表示されている数字を記憶させていく機能です。例えば、次の3つの計算があるとします。

 

①建物の減価償却費(取得原価100,000円 残存価格ゼロ 耐用年数5年)

100,000÷5=20,000

 

②備品の減価償却費(取得原価70,000円 残存価格ゼロ 耐用年数4年)

70,000÷4=17,500

 

③車両の減価償却費(取得価格90,000円 残存価格ゼロ 耐用年数6年)

90,000÷6=15,000

 

これらの合計値を出そうと思ったら、それぞれの答えをメモしておき、最後に足すことで合計「52,500」を出します。しかし、

「M+」「M-」「MR」キーを使えば、メモいらずで答えを出すことができるのです。

電卓を押す順番は次の通りです。やってみてください。

 

「100,000÷5」→「M+」→「70,000÷4」→「M+」→「90,000÷6」→「M+」→「MR」

 

いかがでしょうか。同じ「52,500」が出たかと思います。それでは、ここで各キーの解説を少しばかりしますね。

 

「M+」キーは、表示されている数値を記憶させている数字に加えていく機能です。その逆、つまり表示されている数値を記憶させている数字から引いていくのが「M-」キーです。このキーをどちらか使うと、電卓の表示に「M」の表示が出ます。何も表示されていないときは記憶されている数字は「0」となっています。そして、「MR」キーは「M+」キーや「M-」キーを使って記憶させた数字を表示するキーです。文章だけだと分かりにくいので、再度例を示すと・・・

 

①「100」→「M-」→「MR」:「-100」が表示。

 

②「100」→「M-」→「1,000」→「M+」→「MR」:「900」が表示。

 

③「100」→「M-」→「1,000」→「M+」→「400」→「M-」→「MR」:「500」が表示。

 

このように、複数の計算結果を足したり引いたりして答えを出す必要があるときに役立つ機能です。また、この結果をリセットしたい場合は「MC」キーを押してください。「MC」がない場合は「MR」→「M-」の順で押してください。これらをうまく使うことで、計算スピードがぐんとアップしますよ!

※「MR」「MC」キーはメーカーによっては「RM」「RC」キーとなっている場合もありますのでご注意ください。

 

 

◎計算結果を途中で直したい時に役立つ!「C」キー(または「CE」キー

 

電卓には表示を元に戻すキーとして「AC」キーがあります。これだけでもそんなに苦労することはないのですが、すぐ隣に「C」とか「CE」といったキーもありますよね?これって何に使うの?同じように表示をゼロにするだけじゃないの?

 

このキー、意外と知られていないんですよね。「AC」キーは表示をゼロにするだけでなく、計算途中の記録もすべて初期化してしまいます。(「M+」などの記憶は除く)

一方、「C」キー、「CE」キーは表示だけを初期化し、計算過程は消去しません。

 

「ん?どういうこと?」

 

となることは間違いない(書いている私もそうなってきた苦笑)ので、例を示しますね。

 

①「100×40」→「AC」→「30」→「=」:「30」が表示。

 

②「100×40」→「C」→「30」→「=」:「3,000」が表示。

 

このようになります。つまり、「C」キーは表示だけをゼロに戻し、計算過程はキャンセルされていないのです。要するに、上の例の赤字部分をリセットしていることになります。

イメージとしては「▷」キーがいちばん小さな位を消すのに対し、「C」キーは数字自体を最初から打ち直したい時に使えるキーですね。

 

 

◎意外と使える「GT」キー

 

一体何のキーなのか・・・このキーがない電卓もありますし、私も今の電卓を手に入れるまでは知りませんでした。しかし、簿記を先に学んでいた知人に必須機能だと熱く語ってもらったので、電卓を新調する際はこのキーが搭載されている電卓を選んで購入しました。

「GT」キーは、「=」キーを押して出した計算結果の総合計を出してくれる機能です。これも例を示しますね。

 

「100+200」→「=」→「100+300」→「=」→「100+400」→「=」→「GT」:「1,200」が表示。

 

このように、複数の計算結果の総合計を算出してくれる機能です。電卓によっては計算で「=」キーを押すと、画面のどこかに「GT」と表示されるものもあります。この表示があるときは「GT」機能が発生していることを示します。

この機能を使えば、計算が非常に楽になりますね。

足し算のみの場合は「GT」キー機能を、引き算が絡んでいる場合は「M」系のキーを使うのが良いでしょう。

この機能の注意点ですが、「AC」キーは押さないでください。「AC」キーは「M」系以外のすべての結果を初期化してしまうため、「GT」機能も初期化されてしまいます。「AC」キーはすべてを無に帰すボタンであることを忘れないでください。

 

いかがでしたか。今回は勉強内容というよりはテクニックのお話をしてみました。簿記をできる人って、電卓を素早くカタカタしててカッコいい!!と言われてみませんか??(そうなるとは限らない苦笑)

それはさておき、これらの機能を使いこなすことで計算力は必ず向上します。反復練習はもちろん必須ですが、テクニックによるさらなる上乗せをしちゃいましょう!

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