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簿記3級

取引の記入方法について学ぼう

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皆さんこんにちは。季節の変わり目になりました。風邪など引いていないでしょうか。私は高確率で胃腸風邪を引くのですが、今のところこらえています・・・。さて、今日は簿記3級の需要の続きをしようかと思います。スローペースな更新で申し訳ありませんが、お付き合いいただけると幸いです。

 

 

◎取引とは何か

 

皆さんは取引をどのようなものをイメージしますか?例えば、商談が成立した場合などは典型的な取引と言えそうですよね。しかし、簿記での取引は意味合いが少し違います。

簿記では、企業の資産・負債・純資産・収益・費用に増減変化をもたらす事象を取引と定義

しています。財産の増減に関する活動のみを取引とみなしているんです。そのため、契約をした時点では、簿記の世界ではまだ取引とはみなしません。契約成立後、支払いなどでお金が動いた時、はじめて簿記では取引とみなすのです。また、火事や災害で工場の一部が消失してしまった場合も、実際にお金は動いていませんが簿記上の取引に含まれます。これは、工場という資産が減少しているという点が簿記上の取引の定義に当てはまるからです。

 

 

◎取引を記入する方法

 

 

簿記では計算をするときにプラスやマイナスの記号を使う代わりにT字形勘定という方法を使います。現金を例にT字形勘定を以下に示します。

 

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ちなみに、勘定の左側を借方、右側を貸方と言いますが、これは日常でいう「貸した」「借りた」という意味は全くありません。単純に勘定の左右を区別する言葉となっているので注意してください。

勘定は損益計算書に関する勘定と貸借対照表に関する勘定に分かれます。それらをさらに細かく項目分けしたものを勘定項目と言います。勘定項目はこれから学習していく中で出てくるので、その都度覚えていただければと思います。また、資産・負債・純資産・収益・費用の増減は借方、貸方へ記入するところが決まっています。

 

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この表の各項目は覚えるようにしてくださいね。

 

 

◎仕訳とは何か

 

取引が発生すると、まずは仕訳を行います。

仕訳とは、取引を借方項目と貸方項目に区分けし、発生した順に記録すること

を言います。その仕訳を記入する帳簿を仕訳帳と言います。

仕訳にはルールがり、次の3つがあります。

①取引の二重性

取引による財産の変動を仕訳すると、借方、貸方の2つ以上の勘定に記入されることです。

②貸借平均の原則

取引の仕訳を行う場合、必ず借方と貸方それぞれの合計が一致します。これを貸借平均の原則と言います。

③取引の8要素

簿記では、借方項目と貸方項目の8つの要素の結びつきにより仕訳を行います。これを取引の8要素と呼ぶのですが、これを押さえることが簿記学習のポイントとなります。8要素は以下の図のようなイメージとなります。(点線部分は発生頻度が少ないので、あまり気にしなくても良いかもしれません)

 

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また、各要素の取引の主な事例を示すとこんな感じです。聞きなれない言葉も含まれていますが、学習する中で説明する方が分かりやすいので今回はイメージを目的として見てください。

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以上のことを踏まえて、仕訳を行ってみましょう。例として、「車を100万円で購入し、代金は現金で支払った。」という状況を仕訳すると

 

車両運搬具  100万円     現金  100万円

 

このようになります。

この時、借方項目と貸方項目の合計は必ず一致します。

また、テキストや試験によっては

 

(借)車両運搬具 100万円   (貸)現金  100万円

 

と表示されることもあります。このように、仕訳帳に発生した仕訳を行うわけですね。

 

 

さて、今回も概念的な内容だったので難しかったかもしれません。次回からは各種取引について紹介していこうかと思うので、もう少しとっつきやすくなるかと思います。最初から小難しい話をすると勉強意欲を失くしてしまうかもしれませんが、ここか新しい機会を使う前の説明書を読むと思ってこらえてください。それでは次回の授業でお会いしましょう。

 

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